### 特徴
道ばた、公園、畑地、庭などに生える。 秋に発芽し ロゼットの状態で越冬し、 春に開花結実して枯れるというサイクルを繰り返す越年草。
茎の先にサソリ型花序の花をつけ、花が咲き進むにつれて巻きがほどけるようにして伸びていき、 最終的には 20~ 30cm ほどの長さになる。穂の部分には葉はない。
花は直径 2mm 程度と小さく、 花弁は水色で 中心付近は黄色。ガクには平伏した直毛が密生する。
葉は楕円形で鋸歯がなく、真ん中の1本の葉脈が目立つ。
葉をもむと、キュウリの匂いがする。
日本全土、アジアの温帯地域、東ヨーロッパに分布する。
### 名前の由来
葉を揉むとキュウリの匂いがすることに由来する。
### 同定上のポイント
-
ノハラムラサキ:茎頂に巻いた花序を出す点は似るが、花の直径は約3mmとキュウリグサ(約2mm)よりやや大きく、萼に先端がカギ状になった外向きの毛が密生する点で、萼に平伏した直毛が生えるキュウリグサと区別できる。
-
ハナイバナ:花序の穂の部分に葉がつかないキュウリグサと異なり、茎の先まで葉がついて葉と葉の間に花をつける。また、花の中心部が白色である点(キュウリグサは黄色)でも見分けられる。