### 特徴
林縁などに生えるツル性の多年草で、巻きヒゲによって樹木などに絡みつきながら伸びていく。
雌雄異株で、夕方のまだ明るさが残るうちから咲き出し、朝には萎んでしまう(夜が明けてもしばらくは咲いている)一日花をつける。
花は白色、花冠は五裂し、裂片の縁は糸状になっている。
花はカラスウリより大きく、花冠の裂片が広いのが特徴。
葉は五角状で掌状に3~5裂し、ほとんど無毛で光沢がある。
果実は9月~11月に黄色く熟し、長円形又は球形で、長さが7~10.5cm。
熟していない果実は、塩漬け、汁の実などにして食べることができる。
根は円柱形で長く、根に含まれるデンプンは吸湿性が高く、かつては「天花(瓜)粉:てんかふん」の名でベビーパウダーとして利用されていた。
日本の北海道~九州と、朝鮮半島、中国に分布する。
### 名前の由来
近縁種のカラスウリ(烏瓜)に似るが、秋に果実が黄色く熟すことから「黄烏瓜(キカラスウリ)」の名がつけられた。
### 同定上のポイント
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カラスウリ - 果実は朱色に熟す(本種は黄色に熟す)。
- 葉の表面は短毛が密生し、裏面は白毛が密生し白味を帯びる(本種は両面ともほぼ無毛で、表面に光沢がある)。
- 花冠の裂片の先が広がらない(本種は裂片の先が広い)。