### 特徴
畑地、草地、荒れ地、道端などに生え、高さは10~30cmになる。
植物全体に軟毛と腺毛が生え、ふわふわした感じがする。
花柄が短いので花が群れ咲いているような印象がある。
花弁は先端が浅く2裂し、閉じた花の花弁がガクより長い。
花は閉じていることも多く、市街地の植え込みなどの環境の良くない場所に生えたものや、夏~冬に発生したものには、花を開かないまま種子をつける閉鎖花も見られる。
ヨーロッパ原産で、日本全国に帰化している。
### 名前の由来
植物名において「オランダ」は産地にかかわらず海外原産の種に用いられることが多く、外国産のミミナグサという意味を込めて名付けられた。ミミナグサは葉の形や葉にびっしりと生える短毛の様子が、ネズミの耳に似ていることから。
### 同定上のポイント
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ミミナグサ花柄が萼片よりも明らかに長く、花がややまばらにつく。また、茎が暗紫色を帯びることが多く、全体に軟毛は生えるが本種ほど密な腺毛に覆われないため粘り気は少ない。
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コハコベ花弁が基部近くまで深く2裂して10枚に見える点や、茎の片側にのみ列状に毛が生える点で、花弁の切れ込みが浅く全体に腺毛が密生する本種と区別できる。