### 特徴
日当たりの良い道端や藪などに生育するタデ科のつる性一年草である。
茎には下向きの鋭い刺が多数あり、他の植物に絡みついて伸びる。
葉は三角形で、葉柄が葉身の内側に付く盾状となる。
葉柄の基部には、茎を丸く取り囲む皿状の大きな托葉鞘が発達する。
秋には果実を包む花被が肉質化し、藍色〜青紫色に熟して丸い托葉の上に並ぶ独特の姿となる。
### 名前の由来
和名の由来にはいくつかの説がある。
硬い果実を「石」に見立て、それが鮮やかな花被(皮)に包まれる姿から「石実皮」となったとする説がよく知られる。
また、石見国(現在の島根県)の石見川沿いに多く生息していたことに由来する「石見川」説もある。
### 同定上のポイント
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ママコノシリヌグイ:茎に鋭い刺を持ちつる状になる点がよく似るが、イシミカワの葉は葉柄が葉身の内側に接する盾状であり、托葉鞘が完全な円盤状となって茎を全周包み込むのに対し、本種は葉が盾状にならず、托葉鞘も半月形にとどまる。また、イシミカワのように果実期に花被が藍色に肉質化することもない。
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アキノウナギツカミ:茎に下向きの刺を持つ点が似るが、本種の葉は長楕円状披針形で基部が矢尻形となって茎を抱くため、三角形で盾状の葉を持つイシミカワとは明確に区別できる。