アリアケスミレ

### 特徴
日当たりのよい湿った草地や河川敷、田畑の畦などに生育するスミレ科の多年草である。
花期は4月から5月頃で、径1.5〜2cmほどの花を咲かせる。
花色は白色を基調とし、唇弁や側弁には明瞭な紫色の筋が入る。花色には変異が多く、ややピンク色がかるものから淡紫色を帯びるものまで様々である。
側弁の基部には毛が生える。
葉は長楕円状披針形からヘラ形で、葉柄には狭い翼がある。
### 名前の由来
花色の変異が多く、白から淡紫色へと様々に変化する様子を、夜が明ける頃の「有明の空」の色合いに見立てたことに由来する。
### 同定上のポイント
- スミレ:葉の形状が似るが、スミレは花全体が濃い紫色であるのに対し、アリアケスミレは白色を基調とし紫色の筋模様が目立つ点で区別できる。
- シロバナスミレ:ともに白い花を咲かせるが、シロバナスミレは葉柄の翼がより明瞭で幅広く、葉身が細長いのに対し、アリアケスミレは唇弁の紫色条が濃く浮き出ることが多い。
- ノジスミレ:株全体に微毛が密生し、花が淡紫色〜紫色であるのに対し、アリアケスミレは原則として無毛であり、白色基調の花を咲かせる。

データ

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学名Viola betonicifolia Sm. var. albescens (Nakai) F.Maek. et T.Hashim.
キントラノオ目
スミレ科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色白色~淡紫色
開花時期4月上旬~5月
備考

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