トビヌメリ

身体の特徴

トビヌメリは、体長が約10センチメートルから15センチメートル程度の小型の魚である。体は細長く、横から見ると扁平な形状をしている。また、体表には小さな鱗があり、背中の色は灰色から茶色、腹側は白っぽい色をしている。頭部は比較的大きく、口は下向きについており、ヒゲ状の感覚器官が発達している。

生息環境

トビヌメリは、主に沿岸の浅瀬や砂地に生息する。特に、流れの穏やかな湾内や河口周辺が好まれる環境である。海底付近をゆっくりと泳ぎながら、砂に体を埋めて回遊することもあるため、観察するのはやや難しいことがある。

習性

トビヌメリは底生魚であり、主に海底を這うようにして移動する。昼間は砂に体を埋めて敵から身を隠し、夜になると活発に餌を探し始める。主な食べ物は小さな甲殻類や底生の無脊椎動物である。捕食時は敏感なヒゲを使って砂の中の餌を探し出す。

同定上のポイント

  • ホシノハゼと区別するために、トビヌメリの体側にある特有の斑点の形状と配置に注目する。
  • アカエラミノウオとの識別ポイントとして、トビヌメリのより短い吻と複数の縞模様が特徴的である。
  • ネズミゴチと比較すると、トビヌメリはより細長い体型と特有の色合いを持つ。


豆知識

トビヌメリは時折、水族館や釣りの対象になることがある。特に、底引き網漁で引き上げられることが多い魚であるが、鮮魚としての商品価値は一般的に高くない。そのため、主に地域の市場で消費されることが多い。しかし、一部では干物などの加工品としても利用されている。

データ

  • 別名 :
  • 学名 : Repomucenus beniteguri
  • 目 : スズキ目
  • 科 : ネズッポ科
  • 体長 : 15cm
  • 保全状況 :

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  • 2025-06-08

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