身体の特徴
ウマヅラハギは、名前の通り馬のように長い顔を持つ魚である。胴体は比較的細長く、くちばし状の口を持つ。体の表面は滑らかで鱗が小さく、全体的に灰色がかった色をしている。尾びれはカギ状で、ヒレは全体的に小さめである。
生息環境
主に日本の沿岸部を中心に、温帯から熱帯域の浅海に生息している。岩礁やサンゴ礁の周囲によく見られ、海藻や小さな無脊椎動物を主な餌とする。秋になると、群れを作って沿岸部に接近することが多い。
習性
ウマヅラハギは温厚な性格で、群れで行動することが多い。幼魚は海藻の間で身を隠しながら成長し、大人になると群れを形成し移動する。夜間は活動を抑えることが多く、昼間に餌を求めて動き回る。
同定上のポイント
本種は,カワハギと比べて細長い形をしており,鰭が緑〜青色である。
- カワハギは,ウマヅラハギと比較して正方形に近いひし形の体で,鰭は黄色であることから区別できる。
- アミメハギは体長が小さく,体中に白色の斑点があることから区別できる。
(済)
豆知識
名前の由来は、その顔の形状から「馬面」に似ているとされることにちなむ。料理では、身がカワハギに似ており、刺身や煮付けなどで美味しく食べられる。特に肝が珍味として人気がある。
データ
- 別名 :
- 学名 : Thamnaconus modestus
- 目 : フグ目
- 科 : カワハギ科
- 体長 : 20〜30cm
- 保全状況 :