特徴
ハンヤエカスミザクラは、カスミザクラの園芸品種であり、その名の通り半八重咲きの花を咲かせる点が最大の特徴である。花弁は淡いピンク色で、通常10枚程度の花弁が重なり合って咲く。開花期はソメイヨシノよりもやや遅く、4月下旬から5月上旬頃に、赤みを帯びた新葉とともに花を咲かせる。
名前の由来
「ハンヤエカスミザクラ」の「半八重」は、花が完全に八重咲きではなく、花弁が重なり合う程度の半八重咲きであることに由来する。「カスミザクラ」は、本品種の原種であるカスミザクラの特徴を受け継ぎ、新葉が展開してから花が咲き、遠目には山全体が霞がかかったように見えることにちなんで名付けられた。
同定上のポイント
- 花が半八重咲きであること。花弁数は通常10枚程度で、完全に八重咲きの品種とは異なる。
- 開花時期はソメイヨシノより遅く、新葉の展開とほぼ同時期に淡いピンク色の花を咲かせる。開花時の新葉は赤みを帯びる。
- カスミザクラ:本種は半八重咲きであるのに対し、カスミザクラは一重咲きである点で容易に区別できる。
- オオヤマザクラ:オオヤマザクラも新葉が赤みを帯びるが、花は一重咲きである。
- 関山や普賢象などの八重桜:これらの品種は花弁数が非常に多く、完全に八重咲きであるため、半八重咲きの本種とは異なる。
データ
- 学名 : Prunus leveilleana ’Hanhyae-kasumizakura’
- 目 : バラ目
- 科 : バラ科
- 別名 : 半八重霞桜
- 分類 : 園芸種
- 外来種備考 : 該当なし
- タイプ : 落葉高木
- 花の色 : 白~淡紅色
- 開花時期 : 4月~5月
- 備考 : カスミザクラの半八重咲きの園芸品種