ニシキソウ

兵庫県の絶滅危惧種なので場所は秘密です。

特徴

道端、畑地、庭などに生える一年草で、茎は長さ10〜25cmで、よく分枝して地面をはう。
日本の本州~沖縄と、朝鮮半島、中国、台湾、ロシア、モンゴル、西アジアに分布する。
茎は、地表にはりつくか斜上し、鮮やかに赤い。長毛がまばらに開出するが、ときに無毛。
葉に斑紋はなく、葉縁に低い鋸歯がある。葉の両面に開出毛が散生する。葉の長さは5~10mm。
花は赤色の腺体の周りに淡紅色の花弁状の付属体があり、花の終わり頃には付属体も赤くなる。
果実は無毛。
花は雌性期に始まり、結実期を経て、雄性期に雄しべを伸ばし花粉を出す。
兵庫県では南部の本土側に見られるが、個体数が少なく、レッドリストのCランクになっている。

名前の由来

茎の赤色と葉の緑色の2色が際立っているので二色草となったといわれている。

同定上のポイント

  • ニシキソウ
    茎:鮮やかに赤い。長毛がまばらに開出、ときに無毛。
    葉:斑紋なし。低い鋸歯。両面に開出毛が散生。
    葉の長さ5~10mm
    花:花弁状の淡紅色の付属体
    果実:無毛
  • コニシキソウ
    茎:赤味が弱い。やや縮れた長い白毛。
    葉:黒紫色の斑紋、ないものもある。低い鋸歯。表面は無毛~まばらに毛、裏面は白毛が密生。葉の長さ5~12mm
    花:花弁のように見える淡紅色の付属体
    果実:全面に伏毛が生える
  • アレチニシキソウ
    茎:赤味が弱い。裏面を除き曲がった白毛が多い。
    葉:斑紋なし。低い鋸歯。表面は無毛~まばらに毛、裏面は曲がった伏毛。葉の長さ4~7mm
    花:狭い淡紅色の付属体
    果実:稜付近に曲った毛が生え、基部付近では側面にも毛がある
  • ハイニシキソウ
    茎:赤色を帯びる、ときに緑色。表側は伏毛が生える、裏側は無毛。
    葉:斑紋なし。低い鋸歯。表面は無毛、裏面は無毛~長い毛が少し。葉の長さ4~8mm
    花:縁取りのような目立たない淡紅色の付属体
    果実:稜付近だけに白毛が生える
  • コバノニシキソウ
    茎:赤色を帯びる。無毛。
    葉:斑紋なし。鋸歯がなく全縁。両面とも無毛。
    葉の長さ2~6mm
    花:花弁のように見える淡紅色の付属体
    果実:無毛

データ

  • 学名 : Euphorbia humifusa Willd. ex Schltdl.
  • 目 : キントラノオ目
  • 科 : トウダイグサ科
  • 別名 : 乳草
  • 分類 : 在来種
  • 外来種備考 :
  • タイプ : 1年草
  • 花の色 : 白色
  • 開花時期 : 6月~11月
  • 備考 : 新

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