特徴
トウゴマの花や葉の赤くなる品種。
トウゴマは、アフリカ北東部から西アジアの乾燥地帯の原産といわれ、原産地では高さ10m近い低木状になり多年生であるが,温帯では高さ2m程度の1年生の草本植物。
葉は掌状に切れ込み,花は秋に咲き雄花と雌花が総状につく。円錐花序の上部に雌花がつき、下部に雄花がつく。
果実は球形で柔らかい刺があり,種子は扁楕円形で表面は大理石のような模様がある。
アカトウゴマは生花の花材として利用されるが、時折河原などに野生化したものが見られる。
種子からとった油はヒマシ油といい、低温でも固まりにくいことから高高度を飛行する航空機の潤滑油としても利用され、第二次世界大戦前後では大量に栽培されていた。当時栽培されていたのは花が緑色の品種(トウゴマ)であるが、現在は油用としてもアカトウゴマが栽培されている。
ヒマシ油は刺激性の下剤として使用されるが、下剤としての作用は強く,多量の服用で嘔吐や腹痛などの副作用が出現することも知られている。ヒマシ油は他に工業用品として潤滑油や石鹸、プラスチック、塗料、ワックスや香水などの原料にも使われている。
種子自体にはポリペプチド毒素として知られるタンパク質の一種のリシンが含まれている。
名前の由来
トウゴマは、中国(唐)より渡来し,ゴマのように油を採ったことから
同定上のポイント
データ
- 学名 : Ricinus communis L. f. sanguineus hort.
- 目 : キントラノオ目
- 科 : トウダイグサ科
- 別名 : ベニヒマ
- 分類 : 外来種
- 外来種備考 : トウゴマ:アフリカ北東部原産:平安時代初期に渡来
- タイプ : 多年草
- 花の色 : 雄花:クリーム色 雌花:赤色
- 開花時期 : 9月~10月
- 備考 :