### 特徴
アメリカオオアカウキクサとニシノオオアカウキクサの人工雑種の水生シダ植物。
在来のアカウキクサやオオアカウキクサは夏は緑白色で冬になると赤くなるが、本種は夏でも赤色である。
水鳥の足にくっついて容易に拡散し、ため池などで見られるアカウキクサの仲間の大半は本種といわれている。
アカウキクサ類は藍藻類のアナベナが共生し、空中窒素固定能力があることから水田の緑肥やアイガモ農法のアイガモの餌として作り出されて導入されたものが広がってしまった。
### 名前の由来
アメリカオオアカウキクサとニシノオオアカウキクサの交雑種(合い種)、あるいは両種の中間(間)の特性を持つオオアカウキクサであることに由来する。
### 同定上のポイント
-
アカウキクサ・
オオアカウキクサ:在来種である
アカウキクサや
オオアカウキクサには根毛が存在するが、本種などの外来のアカウキクサ類には根毛がない。また、在来種は夏に緑白色で冬に赤褐色となるが、本種は夏でも赤色を呈する。
-
ニシノオオアカウキクサ:葉の表面の突起(乳頭状突起)が
ニシノオオアカウキクサでは1細胞からなるのに対し、アイオオアカウキクサでは1細胞のものと2細胞のものが混在する。
-
アメリカオオアカウキクサ:葉の表面の突起が
アメリカオオアカウキクサでは2細胞からなるのに対し、アイオオアカウキクサでは1細胞のものと2細胞のものが混在する。