特徴
常緑樹林に生える常緑高木で、高さは通常15m程度になるが、大きなものでは高さ20mになり幹の太さは直径1mを超える。
雌雄異株。雌株は、秋から冬に直径5~6mm程度の小さな赤い実をたくさんつける。実のない時期でも、常緑で光沢がある濃い緑の葉と灰白色の木肌とのコントラストや、紫色を帯びる葉柄や新梢も美しい。
日本の本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、と朝鮮半島、中国、台湾、ベトナムに分布する。
名前にカネモチ(金持ち)が入っていることから縁起のよい木として庭木によく植えられる。
また、赤い実がきれいなことから、公園樹や街路樹としても植えられる。
庭などに植える場合は確実に実のなるものが求められ、苗の状態で実のなる雌株を見分けることができないことから、雄株であっても雌株の枝を接木したものが流通している。
名前の由来
若い枝や葉柄が黒紫色であることや、葉が乾くと鉄色になることからクロガネモチと名付けられた
同定上のポイント
- 葉柄と若い枝は紫色を帯びる
- 葉の縁にギザギザがない
- 葉の先端はとがり、葉の下部は弓形
データ
- 学名 : Ilex rotunda Thunb.
- 目 : モチノキ目
- 科 : モチノキ科
- 別名 :
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- 葉のつき方 : 互生
- タイプ : 常緑広葉
- 樹高 : 高木
- 花の色 : 淡紫色、白色
- 開花時期 :