特徴
落葉のつる性木本で、林縁や明るい樹林内に生える。
他の高木などに巻きついて木の上に葉を茂らせ、巻きついた木を弱らせる。
ツルはヤマフジが進行方向に右巻きなのに対し、フジは左巻き。
花は花房が長くしだれて上から順に咲いていき、長さは20~80cmになる。
花が終わると大型の豆果が垂れ下がる。豆果(さや)は長さ10~30 cm、幅2~2.5 cmあり、表面にはビロード状の短い毛を密生する。
冬になって空気が乾燥してくると豆果が左右の2片に裂けて弾け、それぞれがねじれて種子を飛び散らせる形で散布する。
花がきれいでよい香りがするので、観賞用に藤棚にして植えられる。
また、ツルはかごを編む材料として使われる。
日本の固有種で、本州、四国、九州に分布する。
名前の由来
別名の「ノダフジ」は摂津国野田村(現大阪市)がフジの名所だったことから
同定上のポイント
データ
- 学名 : Wisteria floribunda (Willd.) DC.
- 目 : マメ目
- 科 : マメ科
- 別名 : ノダフジ
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- 葉のつき方 : 互生
- タイプ : 落葉広葉
- 樹高 : つる
- 花の色 : 紫~淡紅色
- 開花時期 : 4月~5月