ヒメウズ

撮影地:丹波篠山市東部

特徴

人里の草地、畑地、石垣などのやや湿ったところに生える多年草で、高さは10~30cmになる。
最も外側にある花弁のように見えるものはガクで、その内側に雄しべや雌しべを囲むように黄色味を帯びた花弁が並ぶ。
春に花を咲かせたあと、実をつけて夏には地上部が枯れてなくなり、10月頃にまた葉を出してそのまま冬越しをして春に花を咲かせるというサイクルを繰り返している。夏に地上部が枯れるが、地中の塊根で過ごしているので多年草である。
これは落葉広葉樹林に適合した植物で、夏の乾燥や高温を木陰の地中で避けて過ごし,落葉後の冬の日照を利用して成長する生活スタイルを持っていると考えられている。
プロトアネモニンというアルカロイド物質を含む有毒植物。
葉などをかむとヒリヒリする辛さがあり、誤って食べると消化器官がただれる。また、触って汁がつくと皮膚がかぶれるので注意が必要。

名前の由来

ウズ(烏頭)とはトリカブトのことで、小さなトリカブトという意味で姫烏頭(ヒメウズ)と名づけられた
日本の本州(関東地方以西)、四国、九州と、朝鮮半島(南部)、中国に分布する。

同定上のポイント

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物界 ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ キンポウゲ目 (Ranunculales)
学名Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino
キンポウゲ目
キンポウゲ科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色白色~淡い赤色
開花時期3月~5月
備考

写真一覧

4
  • 2022-04-22
    撮影地:丹波篠山市東部
  • 2026-04-25
    撮影地:宝塚市西谷地区
5
  • 2024-05-15
    撮影地:宝塚市西谷地区

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