特徴
サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑低木から小高木で、秋から冬にかけて(10月から12月頃)花を咲かせます。花は白、ピンク、赤など多彩な色があり、一重咲きから八重咲きまで様々な品種が存在します。特徴として、花びらが一枚ずつはらはらと散る点が挙げられます。葉は互生し、表面には光沢があり、縁には鋭い鋸歯(ギザギザ)があります。
名前の由来
「山茶花」と漢字で表記されるサザンカは、元々は「さんさか」という読みが転訛して「さざんか」になったと言われています。これは中国の「山茶」という言葉が日本に伝わり、それが変化したものと考えられています。しかし、サザンカは日本の固有種であり、日本で古くから親しまれてきた植物です。
同定上のポイント
- 花びらの散り方:サザンカは花びらが一枚ずつ、はらはらと散るのに対し、ツバキは花が丸ごと、ぼとっと落ちる。
- 開花時期:サザンカは主に10月から12月に開花するが、ツバキは12月から4月頃とやや遅い時期に咲く。
- 葉の特徴:サザンカの葉は縁の鋸歯が深く鋭く、若い枝や葉柄、果実には毛が生えていることが多い。ツバキの葉は鋸歯が浅く、全体的に無毛である。
- 雄しべの基部:サザンカの雄しべは基部が合着しないか、ごくわずかに合着する程度だが、ツバキの雄しべは基部が完全に合着して筒状になる。
がある。
データ
- 学名 : Camellia sasanqua Thunb.
- 目 : ツツジ目
- 科 : ツバキ科
- 別名 :
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- 葉のつき方 : 互生
- タイプ : 常緑広葉
- 樹高 : 小高木
- 花の色 : 赤、ピンク、白
- 開花時期 : 10〜12月