クチナシグサ

### 特徴
ハマウツボ科クチナシグサ属に分類される半寄生の一年草である。日当たりのよい湿った草地や溜め池の堤などに生育する。
草丈は10〜30cmほどで、植物体全体に硬い粗毛が密生する。葉は対生し、柄はなく線形から細披針形で、葉縁は全縁またはわずかに鋸歯がある。
花期は春(4〜6月)で、茎上部の葉腋に鮮やかな黄色の花を咲かせる。花冠は長さ1.5〜2cmほどの筒状唇形である。
### 名前の由来
果実の形態や、熟した果実を潰すと黄色い液汁が出ること、あるいは乾いた果実の姿がクチナシ(梔子)に似ていることに由来する。
### 同定上のポイント
- ヒキヨモギ:花は同じく黄色であるが、花期が夏から秋(8〜9月)であり、葉が羽状に深裂するため、春に開花し葉が分裂しない線形であるクチナシグサと区別できる。
- セイヨウヒキヨモギ:全体に腺毛が多く密生して粘り気があり、葉が羽状に深裂または粗い鋸歯を持つ点、および花期が夏から秋である点で、春に開花し葉が細長く分裂しないクチナシグサと区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物界 ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ コア真正双子葉類 (Core Eudicots) ➔ キク類 (Asterids / Superasterids) ➔ 真正キク類 I / ラミアイズ (Lamiids) ➔ シソ目 (Lamiales)
学名Monochasma sheareri (S.Moore) Maxim.
シソ目
ハマウツボ科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ1年草
花の色淡黄色、黄赤色
開花時期4月~5月
備考

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