### 特徴
バラ科キンミズヒキ属の多年草。
山野の道端や林縁で見られる。
草丈は30-80cm程度に成長する。
葉は羽状複葉で、3-7枚の小葉からなり、その間に小さな介在小葉を持つことが多い。
夏から秋にかけて、長い花茎に黄色い小さな花を総状に多数咲かせる。花弁は5枚で、雄しべは5-15本である。
果実は痩果で、先端に鉤状の棘があり、動物の体や人の衣服にくっついて散布される。
### 名前の由来
和名の「キンミズヒキ」は「金水引」と書く。
黄色い小さな花が、細長い花茎に沿って連なって咲く様子が、祝儀などに用いられる飾り紐の「水引」に似ていることに由来する。
「金」は花の鮮やかな黄色を表している。
### 同定上のポイント
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ヒメキンミズヒキ:キンミズヒキよりも全体的に小ぶりで、花数が少なくまばらに咲く点が異なる。また、キンミズヒキの雄しべが5-15本であるのに対し、ヒメキンミズヒキの雄しべは通常5本であることで区別できる。
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チョウセンキンミズヒキ:葉の切れ込みがキンミズヒキよりも深く、鋸歯が鋭い。また、全体的に毛が多く、特に茎や葉裏の毛が目立つ点でキンミズヒキと見分けることができる。
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ミズヒキ:名前は似ているが、タデ科の植物であり、キンミズヒキとは科が全く異なる。ミズヒキは赤と白の非常に小さな花を細い花穂にまばらにつけるのに対し、キンミズヒキは黄色い花を総状に咲かせるため、花の色と形、属する科で明確に区別できる。