### 特徴
山地の明るい場所に生える落葉小高木である。
雌雄異株である。
早春、葉の展開に先立って淡黄色の小花を玉すだれのようにたくさん垂れ下げてつける。
### 名前の由来
「キブシ」は漢字で「木五倍子」と書く。仮名より漢字の方が字数が多い。「五倍子」を「フシ」と読み、ヌルデにできる虫こぶの名前。五倍子から黒く染める染料が得られるが、キブシからも同様の染料が得られるため、「木のフシ」→「キブシ」となった。
### 同定上のポイント
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ヤシャブシ:早春に花序が垂れ下がる点が似るが、雄花序が赤褐色を帯びること、枝に松かさ状の古い果実が残ることで区別できる。
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ハチジョウキブシ:全体に大型で、花序が長さ10〜20cm以上と著しく長く垂れ下がり、葉が大きく光沢がある点で区別できる。
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アブラチャン:早春に黄色の花をつけるが、花は垂れ下がる総状花序にならず、枝の節に集まって咲くため容易に区別できる。