キケマン

### 特徴
ケシ科キケマン属の越年草である。
主に海岸近くの湿った草地や林縁などに生育する。
草丈は40〜80cmほどになり、茎は太く中空で、全体に無毛である。
葉は2〜3回羽状全裂し、小葉はさらに細かく裂ける。
春から初夏にかけて、茎の先端に総状花序を伸ばし、長さ2cmほどの鮮やかな黄色の筒状花を多数つける。
全草に毒性の強いアルカロイドを含み、誤食すると中毒を引き起こす。
### 名前の由来
仏教の堂内を飾る仏具である「華鬘(ケマン)」に似た花を咲かせるケマンソウの仲間であり、花色が黄色(黄)であることに由来する。
### 同定上のポイント
- ミヤマキケマン:主に山地に生育し、草丈が20〜40cm程度とキケマンより小型である。果実は長さ2〜3cmと短く、キケマンの果実(長さ3〜5cm)ほど強く数珠状にくびれない。
- フウロケマン:花色が淡い黄緑色で小さく、果実は扁平な線形でくびれがないため区別できる。
- ツルキケマン:茎が蔓状になって他の植物にからみつき、夏から秋にかけて開花するため、直立して春に開花するキケマンと区別できる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物界 ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 真正双子葉類 (Eudicots) ➔ キンポウゲ目 (Ranunculales)
学名Corydalis heterocarpa Siebold et Zucc. var. japonica (Franch. et Sav.) Ohwi
キンポウゲ目
ケシ科
別名
分類在来種
外来種備考
タイプ越年草
花の色黄色
開花時期3月~5月
備考

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