特徴
湿地や湿った草原に生育する多年草で、地中に短い根茎をもつ。
茎は高さ30〜60cmほどになり、数枚の披針形の葉を互生する。
茎の上部に黄褐色から橙褐色の花を多数つけ、唇弁の中央に赤褐色の斑紋がある。
北海道から九州までの日本各地に分布し、朝鮮半島や中国東北部、シベリア東部にも分布する。
湿原の環境変化により各地で減少している(牧野新日本植物図鑑による)。
名前の由来
花の色が熟した柿の実の色に似ていることから「カキラン」と名付けられた。
同定上のポイント
- ミヤマカキランに比べ、花の色が淡く、花の数が多い。
- 唇弁の中央の赤褐色斑が明瞭で、側裂片がやや外側に反る。
- 葉の幅が広く、茎の上部までつく点も識別に有効である。
データ
- 学名 : Epipactis thunbergii A.Gray
- 目 : キジカクシ目
- 科 : ラン科
- 別名 :
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- タイプ : 多年草
- 花の色 : 橙黄色
- 開花時期 : 6月~7月
- 備考 :