ウメモドキ

### 特徴
日本の本州、四国、九州に分布するモチノキ科モチノキ属の落葉低木である。
山野の湿地や林縁などに自生し、庭木や盆栽、花材としても広く栽培されている。
葉は互生し、楕円形から長楕円形で、縁には細かく鋭い鋸歯がある。葉の表面や裏面の脈上には細かい毛が生える。
雌雄異株で、初夏に葉の脇に淡紫色の小さな花を咲かせる。
秋になると球形の果実が鮮やかな赤色に熟し、冬に落葉した後も枝に残る。
### 名前の由来
葉の形状や枝振りがウメ(梅)に似ていることに由来する。
「モドキ」は「似て非なるもの」を意味し、ウメがバラ科であるのに対し、本種はモチノキ科に分類される全く別の植物である。
### 同定上のポイント
- イヌウメモドキ:ウメモドキは果柄が非常に短く果実が枝に密着するように付くのに対し、イヌウメモドキは果柄が長く伸びる。また、ウメモドキの葉には細かい毛が多いが、イヌウメモドキはほぼ無毛である。
- アオハダアオハダは短枝の先に葉や果実が集まってつき、果柄が長くて垂れ下がる。ウメモドキは短枝があまり目立たず、果柄がごく短い。

データ

項目キー
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学名Ilex serrata Thunb.
モチノキ目
モチノキ科
別名ウメボシ
分類在来種
外来種備考
葉のつき方互生
タイプ落葉広葉
樹高低木
花の色淡紫色
開花時期5月~6月

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