アギナシ

雄花
撮影地:宝塚市西谷地区

アギナシは、オモダカ科オモダカ属に属する淡水生の多年草である。日当たりの良い湿地や水田、池沼の浅瀬などに自生する。生息環境の減少に伴い自生地が減っており、環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
### 特徴
湿地や湖沼の浅瀬などに育成する。草丈は30〜80cmほどになる。
同じオモダカ属のオモダカに似る。
葉は矢尻型で側裂片は頂裂片より短い。線形の沈水葉を形成することもある。
雌雄異花で花茎の上部に雄花、下部に雌花がつく。夏から秋にかけて3枚の白い花弁をもつ花を咲かせる。
咲く順序は雌花が先で、雌花がしおれてから雄花が咲く。自家受精を防ぐ仕組みである。
### 名前の由来
葉の側裂片(あご)があまり発達せず、顎(あぎ)が無いように見えることに由来する。
### 同定上のポイント
- オモダカは、葉の側裂片が頂裂片よりも長く先端が尖るのに対し、アギナシは側裂片が頂裂片より短い。また、オモダカは長い走出枝を伸ばした先に塊茎をつけるのに対し、アギナシは走出枝を出さずに株元に直接小さな塊茎をつける。
- クワイは、全体が大型で葉も大きく、地下に大きな球状の塊茎を形成する点で異なる。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物界 ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ 種子植物 (Spermatophyta) ➔ 被子植物 (Angiosperms) ➔ 単子葉類 (Monocots) ➔ サトイモ目 / オモダカ目 (Alismatales)
学名Sagittaria aginashi Makino
サトイモ目
オモダカ科
別名ヤマオモダカ
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色白色
開花時期7月~10月
備考環境省レッドリストで絶滅危惧II類(VU)に指定されている。

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  • 2022-08-26
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