特徴

照葉樹林の構成種で、里山の雑木林にも普通に見られる小高木で、高さは4~7mになる。
日本の本州(秋田県・岩手県以南)、四国、九州、沖縄と朝鮮半島南部に分布する。
雄花、雌花、両性花があり、この内のどれかだけをつける木もあれば、複数の花をつける木もある。
果実は10月~11月に黒紫色に熟し、野鳥が好む。
サカキは神事に、シキミは仏事に使われるが、ヒサカキは両方の代用品として使われる。
ヒサカキの生の葉を火であぶり熱湯に入れると甘くまろやかなお茶になり、野茶と呼ばれて全国的に山仕事をする人たちの間で見られる。

名前の由来

サカキではないので「非サカキ」からきたという説、サカキより一回り小さいので「姫サカキ」からきたという説がある。
コサカキ、シャカキ、コシキビなどと地域によっていろんな名で呼ばれ、兵庫県内でもヘダラ(但馬)、ヘンダレ(丹波)、シャシャキ(播磨)などの名で呼ばれている。

同定上のポイント

  • サカキの葉縁は全縁で、葉先が急尖頭。ヒサカキの葉縁は、細鋸葉で、葉先は鈍頭。

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  • 2025-07-19
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