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特徴
平地から低山にかけて、日当たりと水はけがよい山野や丘陵地に生え、草原や林中、林縁に見られる。 雌花をつける株と両性花をつける株がある。 茎は高さ40〜100cmになり、長い根茎がある。 葉は互生し、上部の葉は葉柄が短く卵形から広楕円形の単葉、下部の葉は長い葉柄がついて羽状に3~5裂する。花序の下につく葉は羽状になる。葉身は革質でややかたく、裂片は楕円形で、葉縁にはノギとよばれる細かいトゲ状の鋸歯があり、裏面に毛がある。花期のころになると、根葉はなくなる。 頭花は枝に頂生し、二列に並んだ針状に羽裂する苞葉に包まれる。総苞は鐘形で長さ10〜12mm。花冠は帯白色で長さ10〜12mm。冠毛は褐色を帯び長さ8〜9mm。 雌株の雌の小花は花柱の先が2裂し、反り返り、雄しべは欠く。両性株の小花は花柱の先が閉じたままで伸び、集粉毛により葯筒から花粉をつけて花冠の外まで押し出す。その後、両性花の花柱は先が2裂するが、受粉能力があるかどうかは不明。 自家不和合で両性花は自家受粉しない。また、同じ母株の種子から生えた遺伝的に近い株同志では受粉しても受精しないようで、稔性のない種子ばかりつけている株をよく見るのはこのためと思われる。オケラが存続するためには稔性のある種子をつけることが必要であり、遺伝的に離れた系統の株が昆虫により花粉の運ばれるエリア内に存在することが重要と思われる。 日本の本州・四国・九州と、朝鮮半島、中国東北部、極東ロシアに分布する。 春の若芽は食用、晩秋の根茎は薬用に利用される。
名前の由来
「オケラ」は漢名「白朮(びゃくじゅつ)」の和訓「をけら(をけらくさ)」が転じたものとされる(出典:『日本国語大辞典』)。根茎を薬用とすることから古くから知られ、正月の「をけら火」に使われることでも有名である。
同定上のポイント
類似種に中国原産で薬草として栽培される[[ホソバオケラ]]がある。 オケラの葉は幅広で鋸歯が密で短いのに対し、[[ホソバオケラ]]は葉が細長く、鋸歯はまばらで長いという違いがある。
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特徴
平地から低山にかけて、日当たりと水はけがよい山野や丘陵地に生え、草原や林中、林縁に見られる。
雌花をつける株と両性花をつける株がある。
茎は高さ40〜100cmになり、長い根茎がある。
葉は互生し、上部の葉は葉柄が短く卵形から広楕円形の単葉、下部の葉は長い葉柄がついて羽状に3~5裂する。花序の下につく葉は羽状になる。葉身は革質でややかたく、裂片は楕円形で、葉縁にはノギとよばれる細かいトゲ状の鋸歯があり、裏面に毛がある。花期のころになると、根葉はなくなる。
頭花は枝に頂生し、二列に並んだ針状に羽裂する苞葉に包まれる。総苞は鐘形で長さ10〜12mm。花冠は帯白色で長さ10〜12mm。冠毛は褐色を帯び長さ8〜9mm。
雌株の雌の小花は花柱の先が2裂し、反り返り、雄しべは欠く。両性株の小花は花柱の先が閉じたままで伸び、集粉毛により葯筒から花粉をつけて花冠の外まで押し出す。その後、両性花の花柱は先が2裂するが、受粉能力があるかどうかは不明。
自家不和合で両性花は自家受粉しない。また、同じ母株の種子から生えた遺伝的に近い株同志では受粉しても受精しないようで、稔性のない種子ばかりつけている株をよく見るのはこのためと思われる。オケラが存続するためには稔性のある種子をつけることが必要であり、遺伝的に離れた系統の株が昆虫により花粉の運ばれるエリア内に存在することが重要と思われる。
日本の本州・四国・九州と、朝鮮半島、中国東北部、極東ロシアに分布する。
春の若芽は食用、晩秋の根茎は薬用に利用される。
名前の由来
「オケラ」は漢名「白朮(びゃくじゅつ)」の和訓「をけら(をけらくさ)」が転じたものとされる(出典:『日本国語大辞典』)。根茎を薬用とすることから古くから知られ、正月の「をけら火」に使われることでも有名である。
同定上のポイント
類似種に中国原産で薬草として栽培される
ホソバオケラ
がある。
オケラの葉は幅広で鋸歯が密で短いのに対し、
ホソバオケラ
は葉が細長く、鋸歯はまばらで長いという違いがある。
データ
学名 : Atractylodes ovata (Thunb.) DC.
目 : キク目
科 : キク科
別名 :
分類 : 在来種
外来種備考 :
タイプ : 多年草
花の色 : 白色~淡紅紫色
開花時期 : 9月~10月
備考 : 兵庫県レッドリスト:Cランク
写真一覧
2022-10-02
2024-10-05
2024-10-26
2024-10-12
2024-10-12
2025-10-13
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