イヌドクサ

### 特徴
湿地や浅い水辺、湿り気のある日当たりのよい場所に生育するトクサ科トクサ属の夏緑性多年草である。
主茎は直立して高さ30〜80cmほどになり、鮮やかな緑色で表面に縦の溝がある。各節からは輪状に枝を放射状に出すが、環境によっては枝が出ない場合もある。
スギナとは異なり、栄養茎と胞子茎(ツクシ)の区別がなく、緑色の主茎の先端に長楕円形の胞子穂を直接つける。
### 名前の由来
茎にケイ酸分を含み、物を研ぐのに用いられたトクサ(砥草)に姿が似ているものの、茎が柔らかく研磨の役に立たないことから、劣るものを意味する接頭語「イヌ」を冠して名付けられた。
### 同定上のポイント
- スギナ:春に褐色の胞子茎(ツクシ)を独立して出し、その後に緑色の栄養茎を伸び出させる。イヌドクサはツクシを出さず、緑色の茎の頂端に直接胞子穂を形成する。
- ミズトクサ:主茎の断面において、ミズトクサは中央の中空部が極めて大きく茎の直径の約3/4を占めるのに対し、イヌドクサの中空部は小さく茎の直径の1/2以下である。また、イヌドクサは枝の基部の第1節間が主茎の鞘よりも短い。
- トクサ:常緑性で茎が太く非常に硬く、基本的に枝分かれしない。イヌドクサは夏緑性で茎が柔らかく、節から輪状に多数の枝を出す。

データ

項目キー
上位接続ノード宇宙 ➔ 銀河系 ➔ 太陽系 ➔ 地球 ➔ 生物 (Biota) ➔ 植物界 (Plantae) ➔ 陸上植物 (Embryophyta) ➔ 維管束植物 (Tracheophyta) ➔ シダ植物 / 大葉シダ類 (Polypodiopsida) ➔ トクサ目 (Equisetales) ➔ トクサ科
学名Equisetum ramosissimum Desf.
トクサ目
トクサ科
別名イヌトクサ
分類在来種
外来種備考
タイプ多年草
花の色
開花時期
備考

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  • 2022-09-11
     

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