大きさ
ヤマガラは全長約13〜14センチで、スズメとほぼ同じくらいの大きさである。翼開長は約20センチ程度で、尾が比較的短めなのが特徴である。体重は約15〜20グラムで、割と小柄な体型である。
季節・分布
ヤマガラは主に東アジアに分布し、日本全国にも広く生息している。常に留鳥として日本で見られ、一部の地域では冬場にやや分布を広げる傾向がある。山林をはじめとして、市街地の公園や庭園などでも見かけることができる。
環境
この鳥は主に混交林や広葉樹林を好むが、住宅地の公園や庭園でも生活することが多い。特にエサを求めるために果実や種子の豊富な地域を選ぶ傾向がある。都市部では人に慣れやすく、餌を手から取ることもある。
行動
ヤマガラは非常に活発で、木々の間を飛び交いながら食物を探す行動が観察される。エサには昆虫や果実、種子を好んで食べる。また、秋には種を貯蔵する習性があり、木の穴や地面に埋めて冬に備える。
形態
頭部から頰にかけては黒色、背中は青緑色、腹部は赤茶色を呈しており、非常に鮮やかな色合いが特徴である。特に頬の白い斑紋が目立ち、全体としてコントラストの強い配色になっている。
鳴き声
ヤマガラの鳴き声は、甲高く「ツツピー」と聞こえる。さまざまな声を出すことができ、特に警戒時には短く鋭い声を立てることが多い。また模倣能力もあり、周囲の音を真似することがある。
同定上のポイント
- シジュウカラと混同されることがあるが、ヤマガラの方が赤茶色の腹部を持ち、色彩が鮮やかである。
- 頬部の白い斑紋と黒い頭部がはっきりしたコントラストを作っているのが特徴。
- 鳴き声が特徴的で、類似種よりも高い音程の「ツツピー」と聞こえる。
データ
- 学名 : Parus varius
- 目 : スズメ目
- 科 : シジュウカラ科
- 属 : ヤマガラ属
- 大きさ : 約13cm