ハシブトガラス

大きさ

ハシブトガラスは大型のカラスで、全長は約56cmから59cm程度である。その大きさから、他のカラスと一目で区別がつくことが多い。また、翼を広げた際の翼長もおよそ100cmを超える。

季節・分布

ハシブトガラスは日本全国に分布しており、都心部から山間部、海岸まで幅広い地域で見られる。季節を問わず観察することができ、一年中その姿を確認することが可能である。特に都市部に多く、その他の地域でも生息数は多い。

環境

主に都市部や人間が多く集まる場所に生息しているが、森林や山林、海岸にも進出している。人間の活動によって得られる食料や巣材を利用することが特徴である。そのため、町中のビルの間や公園などでも普通に見かける。

行動

知能の高い鳥として知られ、道具を使う行動が観察されている。社会性があり、グループで活動することも多い。食性は雑食性で、人間のゴミをあさることもある。警戒心が強く、人間に対して敏感に反応する。

形態

全身が黒色で、特に嘴が太く、艶のある黒色をしている。嘴の付け根には羽毛が多く、全体的に厚みと重厚感がある。翼は幅広く、飛行時には力強い羽ばたきが特徴的である。

鳴き声

「カーカーカー」という低音で、力強い鳴き声が特徴である。声量が強く、遠くまで響く声を持つ。他のカラスと比べても深い声色であるため、鳴き声でも識別しやすい。

同定上のポイント

  • ハシブトガラスはハシボソガラスとよく似ているが、嘴が太く頑丈である点で区別できる
  • 頭部が丸く、首が短く見える点も特徴的である
  • ハシボソガラスに比べて鳴き声に重厚感がある

データ

  • 学名 : Corvus macrorhynchos
  • 目 : スズメ目
  • 科 : カラス科
  • 属 : カラス属
  • 大きさ : 約50~60cm

写真一覧

  • 2022-03-07
  • 2021-02-11
  • 2019-04-29
  • 掲示板