ツバメ

錦城中学校南の公園入口

大きさ

全長は約17cm、翼開長は約32cmである。体重は約16~20g程度で、スズメよりもやや細身である。

季節・分布

日本では春になると南から飛来し、繁殖を行う夏鳥である。秋には越冬のため再び南へ渡っていく。ユーラシア大陸の温帯域を中心に広く分布し、日本全国に飛来する。越冬地は東南アジアやオーストラリア北部などである。

環境

主に人里近くに生息し、民家や商店の軒先、駅の構内、橋の下など、人工構造物に巣を作ることを好む。開けた農耕地や河川敷、水田などで飛翔する昆虫を捕食する。

行動

日中は空を飛び回り、飛翔する小型の昆虫を捕食する。泥と枯れ草を唾液で固めてお椀型の巣を作り、一度に4~6個の卵を産む。繁殖期にはオスがメスに求愛行動としてさえずりやディスプレイ飛行を行う。子育ては両親が協力して行い、雛が孵ると頻繁に餌を運ぶ。繁殖期が終わると大きな群れを作り、集団でねぐらをとって渡りに備える。

形態

背面は光沢のある青黒色で、腹部は汚白色である。額から喉にかけては赤褐色をしており、胸には黒い帯がある。最も特徴的なのは、深く二股に分かれた長く尖った尾羽で、これを「燕尾(えんび)」と呼ぶ。翼は細長く尖っている。

鳴き声

さえずりは「チュピチュピ、チュリー、ジージー」などと聞こえ、高音で軽やかである。繁殖期にはよくさえずる。地鳴きは「チュッ、チュッ」といった短い声や「ジュイッ」という警戒音を発する。

同定上のポイント

  • 深く切れ込んだ特徴的な燕尾。
  • 額から喉にかけての赤褐色と胸の黒い帯。
  • 腹部の汚白色。
  • イワツバメ:腹部が真っ白で、尾羽の切れ込みが浅い。腰の部分に白い斑がある。
  • コシアカツバメ:腰が赤褐色で、尾羽の切れ込みが浅い。喉は白く、頭部に黒い斑がある。
  • ショウドウツバメ:全体的に褐色で、胸に一本の黒い帯がある。燕尾はほとんど目立たない。

データ

  • 学名 : Hirundo rustica
  • 目 : スズメ目
  • 科 : ツバメ科
  • 属 : ツバメ属
  • 大きさ : 全長約17cm

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  • 2026-05-11
  • 2026-05-11

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