ヨウシュヤマゴボウ

ヨウシュヤマゴボウ

特徴

 
北アメリカ原産の多年草で、高さは1~1.8mになり、空き地、道端、林縁などに生えている。
日本には薬用として1870年頃に渡来し、野生化したものが北海道~九州に帰化している。
茎は直立して無毛で赤く、根は太く長い。
花は白色~淡紅色で、6月~10月に咲く。
花後は扁平な果実を付けた果穂となって垂れ下がり、初秋に黒紫色に熟す。熟した果実は柔らかく、潰すと赤紫色の果汁が出る。この果汁は強い染料で、衣服や皮膚に付くとなかなか落ちない。
一見おいしそうな果実であるが有毒で、根、葉、果実の順に毒性が強いといわれているが、果実中の種子は毒性が強い。
アメリカ合衆国ではかつて着色料として安価なワインなどに用いられたが、毒性を持つために現在は使用されていない。
「やまごぼう」という名がついているが、山菜の「やまごぼう」はモリアザミの根であり、全くの別物。

名前の由来

 中国原産のヤマゴボウに似た、アメリカ原産の外来植物であることに由来。

同定上のポイント

 絶滅危惧種のマルミノヤマゴボウや中国原産のヤマゴボウは、枝分かれ少なく花穂は直立する。
  • ヨウシュヤマゴボウとマルミノヤマゴボウの花粉は白色。花粉が紫であれば、ヤマゴボウ。

データ

  • 学名 : Phytolacca americana L.
  • 目 : ナデシコ目
  • 科 : ヤマゴボウ科
  • 別名 :
  • 分類 : 外来種
  • 外来種備考 : 北アメリカ原産:明治初年に渡来
  • タイプ : 多年草
  • 花の色 : 白色~淡紅色
  • 開花時期 : 6月~10月
  • 備考 :

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  • 2021-10-23
  • 2021-10-23

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