### 特徴
畑地や道端に生え、高さは10~30cmになる。
茎の断面は四角形で柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。
花の花粉は昆虫が運ぶが、ツボミのままで自家受粉して種をつける閉鎖花も混じってつける。
まれに白色の花をつけるものがあり、シロバナホトケノザと呼ばれる。
日本の本州~沖縄と、アジア、ヨーロッパ、北アフリカに広く分布する。
「春の七草」にホトケノザ(仏の座)があるが、それは本種ではなく、キク科のコオニタビラコのことをいう。
図鑑によっては有毒と書いているものもあるが、実際には有毒成分は見つかっていない。イリドイド配糖体という化合物を含んでいるが、この物質はいろんな植物に含まれており、ある種の薬効があるようで、大量に食べない限り害はないといわれている。
花をつまんで取って蜜を吸うとほんのり甘く、これは試してみても問題がない。
### 名前の由来
その葉の形が仏様の台座(蓮座)のように見えるからである。
### 同定上のポイント
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ヒメオドリコソウとの区別のポイントは、①花の大きさはホトケノザの方がやや大きい。② 花色はホトケノザが紫で、
ヒメオドリコソウはピンク。③花の付き方は、ホトケノザが茎から飛び出すように付くのに対し、
ヒメオドリコソウは葉に隠れるように付く。