### 特徴
ヨーロッパ原産で、日本では北海道~九州に帰化している。畑地や樹園地、川や池の土手、道端によく生えている。
茎は短い毛を持つ。根元で枝分かれし、草丈は10cm~25cmまれに30cm程度に達する。
葉は対生し、長さ1~2cmの葉柄をもつ。葉身は長さ2~4cm程度の卵円形で縁は鈍い鋸歯を持つ。葉脈は網目状に窪み、全体に皺があるように見える。
日のよく当たる場所に生えているものは、茎の上部に着く葉が赤紫色を帯びる。春に茎上部の葉腋から長さ1cmほどの淡赤紫色の唇形花を咲かせる。
### 名前の由来
オドリコソウ(踊り子草、L. album var. barbatum)の同属であるが、背丈・葉や花の大きさとも半分以下で小さいため「姫」がつけられている。
### 同定上のポイント
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ホトケノザ:同じシソ科オドリコソウ属であり、同時期・同所に生育することが多い。ホトケノザの上部の葉は無柄で茎を抱くように付くのに対し、ヒメオドリコソウの葉には葉柄があり、上部の葉が密集して階層状に重なり合い赤紫色を帯びる。
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オドリコソウ:草丈30~50cmと大型で、花冠も長さ2cm程度と大きい。ヒメオドリコソウは草丈10~30cmで花も約1cmと全体に小ぶりである。
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モミジバヒメオドリコソウ:葉が掌状に深く切れ込む特徴があり、葉縁が鈍鋸歯状であるヒメオドリコソウと区別できる。