### 特徴
落葉広葉樹。大高木で、樹高は15 - 20メートル (m) になる。萌芽力が強く、生長すると広大な樹冠を形成する。幹は直立し、樹皮は暗い灰褐色で、厚いコルク状で縦に不規則な割れ目が生じる。葉は互生し、長楕円状披針形で縁には針状の鋭い鋸歯がある。果実はほぼ球形の堅果(ドングリ)で、開花した翌年の秋に熟し、殻斗には細い鱗片が多数反り返って密生する。
### 名前の由来
国木(くにき)または食之木(くのき)から。
### 同定上のポイント
- 葉はクリに非常によく似た印象で、同属のカシワと同様に紅葉後に完全な枯葉になっても離層が形成されないため枝からなかなか落ちず、2月くらいまで枝についていることがある。
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アベマキ:葉裏に星状毛が密生して白っぽく見えるのに対し、クヌギの葉裏は毛が少なく緑色である。また、アベマキの樹皮はコルク層がより発達する。
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クリ:葉の縁にある鋸歯の先端まで緑色の葉肉が入るが、クヌギの鋸歯先端の針状の突起は透明で葉緑素を含まない。
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コナラ:葉が倒卵形(先端近くが最も広い)で葉柄が非常に短く、ドングリの殻斗がうろこ状に密着するのに対し、クヌギは葉が長楕円状披針形で葉柄がやや長く、ドングリの殻斗の鱗片が反り返る。