特徴
川や湖沼の水際に生える多年草で、高さは1.5~3mになる。
日本全土と、ユーラシア大陸、北アメリカに広く分布する。
花は、8月~10月に咲く。
茎の頂から穂が出て、花は最初暗紫色を帯びてから黄褐色になり、小穂が多数ついた長さ15~40 cmの大型の円錐花序に密集している。
葉は長さ20~50cm、幅2~3cmと細長く、茎にほぼ水平につき、葉先が下に垂れる。
水際の陸上だけでなく浅い水中に生えることも多く、耐塩性があり河口などの汽水域にも生える。
昔から茅葺屋根の材料に使われたり、「よしず」と呼ばれる簾(すだれ)に使われたりしてきた。
名前の由来
元々の呼び名は「葦(アシ)」で平安時代頃まではアシと呼ばれていたが、アシは「悪し」を思わせて縁起が悪いということで反対の意味の「良し(ヨシ)」に変えられ、現在はその名前が使われている。
別名のアシについては、葉が青味がかっていることを意味する「青し」が転訛したとする説、本種が始めに日本で生じた植物であり、始まりを意味する「はし=端」が転訛したとする説、浅い水辺に生えるため「浅」が転訛したとする説などがある。
同定上のポイント