特徴
ミヤマキンポウゲは、日本各地の高山帯に自生する多年草である。
鮮やかな光沢のある黄色の花を咲かせ、その花弁は通常5枚で、直径2〜3cmほどになる。
葉は掌状に深く3〜5裂し、さらに細かく切れ込み、全体に毛が生えているのが特徴である。
名前の由来
「ミヤマキンポウゲ」の名前は、その生育環境と花の様子に由来する。
「ミヤマ(深山)」は、この植物が高山帯や深山に生えることを示しており、標高の高い場所でよく見られる。
「キンポウゲ(金鳳花)」は、花弁が金色に輝き、仏像の金箔のように美しいことから名付けられたとされる。
同定上のポイント
- シナノキンポウゲ:ミヤマキンポウゲよりも葉の切れ込みが浅く、葉の裂片の幅が広いことが多い。また、シナノキンポウゲの花弁は丸みを帯びているのに対し、ミヤマキンポウゲの花弁はやや細長い傾向がある。
- タカネキンポウゲ:タカネキンポウゲは全体的に毛が少なく、葉の切れ込みがミヤマキンポウゲよりもさらに深く、裂片が細い。花弁もやや細く、繊細な印象を与える。
- エゾキンポウゲ:エゾキンポウゲは葉の切れ込みがミヤマキンポウゲより浅く、全体に粗い毛が多い点が異なる。特に茎や葉柄の毛の様子に注目すると良い。
データ
- 学名 : Ranunculus acris L. subsp. nipponicus (H.Hara) Hultén
- 目 : キンポウゲ目
- 科 : キンポウゲ科
- 別名 :
- 分類 : 在来種
- 外来種備考 :
- タイプ : 多年草
- 花の色 : 黄色
- 開花時期 : 6月~8月
- 備考 :