キヌガサソウ

特徴

シュロソウ科(旧ユリ科)に属する多年草で、深山のやや湿った場所に自生する。
特徴的なのは、茎の頂部に7~10枚(多いと12枚)の大きな葉が放射状に輪生することである。
その輪生葉の中央から1本の花茎を伸ばし、先端に緑色を帯びた白い花を1個咲かせる。
有毒植物。

名前の由来

和名の「キヌガサソウ」は、その独特な草姿に由来する。
茎の頂に輪生する大きな葉が、貴人が差す絹製の傘、すなわち「衣笠」に見立てられたことから名付けられた。
高貴で優雅な印象を与えるその姿をよく表している。

同定上のポイント

  • 輪生する葉が通常7~10枚と多く、葉の幅が広いこと。
  • 葉の上に伸びる花茎の先端に、緑白色の花が単生すること。
  • クルマバツクバネソウとの区別:キヌガサソウは葉がより多く(7-10枚)、葉の幅が広い傾向があるのに対し、クルマバツクバネソウは葉が5-8枚で全体に小型である。
  • ツクバネソウとの区別:ツクバネソウは葉が4枚と少なく、花の構造は似るものの、草姿が明らかに異なる。

データ

  • 学名 : Kinugasa japonica (Franch. et Sav.) Tatew. et C.Sutô
  • 目 : ユリ目
  • 科 : シュロソウ科
  • 別名 : ヨツバキヌガサソウ
  • 分類 : ヨツバキヌガサソウ
  • 外来種備考 :
  • タイプ : 多年草
  • 花の色 : 黄緑色
  • 開花時期 : 6月~7月
  • 備考 :

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