ハウチワカエデ

形態

大型で掌状に7~11裂する葉が特徴的な落葉高木です。葉の裂片は深く切れ込み、縁には粗い重鋸歯があり、基部は心形をしています。春には赤紫色の花を咲かせ、秋には鮮やかな赤色に紅葉し、鑑賞価値が高いことで知られています。

分布

日本固有種で、北海道から本州、四国、九州の山地帯に広く分布しています。特に冷温帯から暖温帯にかけての日当たりの良い斜面や谷筋に多く自生し、庭園樹や公園樹としても広く植栽されています。

同定上のポイント

  • 大型で掌状に深く7~11裂する葉の形と、粗い重鋸歯、心形の葉の基部が大きな特徴です。
  • 果実の翼果は、翼がほぼ水平に開くことで他のカエデ類と区別できます。
  • 類似種として、イタヤカエデは葉の裂片が浅く鋸歯が粗くないこと、オオモミジは葉の裂片が5~7裂でハウチワカエデほど深く切れ込まず鋸歯が細かいことで見分けられます。

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