特徴
裸子植物の常緑高木で、山地の沢沿いや湿地周辺に自生するが、大きいものでは高さ50m、幹の直径2mに達する。
現在最も多く植林されている樹木で、スギの植林地は日本の人工林の約45%を占めている。
日本の固有種で、本州(青森県以南)、四国、九州(屋久島以北)に分布する。
雌雄同株で雄花と雌花があり、花は3月~4月に咲き、多量の花粉が風で運ばれることから花粉症の主要な原因のひとつとなっている。
果実は直径2cmほどの球果で、10月~11月に熟す。
第二次世界大戦後の拡大造林で多く植林されたが、その後の林業の衰退により間伐などの管理が行われずに放置された植林地が多く、薄暗くて他の植物が生育しにくい環境であることから、生物多様性の乏しい森林になっている。
材は昔から建築用材として広く利用されてきており、よい香りがするので日本酒の樽としても利用されている。
また、葉は乾燥して粉末にし、線香の原料として利用されている。
名前の由来
名前の由来は、真直ぐの木の「直木(すぐき)」からきたという説、上に進み上がる木という意味の「進木(すすぎ)」からきたという説、スクスクと成長する木からきたという説がある。
同定上のポイント